格安SIMは会社もプランも数が多く、「結局どれを選べばいいの?」と迷いがちです。この記事では、選ぶときにチェックすべき5つのポイントを順番に解説します。ここを押さえれば、自分に合った1枚が見つけやすくなります。
ポイント1:まず自分のデータ使用量を把握する
最も大事なのが、毎月どれくらいデータを使っているかを知ることです。ここが分からないままだと、容量が足りず不便になったり、逆に使わない大容量プランで払いすぎたりします。
現在の使用量は、大手キャリアや今使っているアプリのマイページ、スマホの設定画面(データ使用量)で確認できます。参考として、MM総研の2025年1月の調査では、スマホ利用者の平均月間データ通信量は約12GB、中央値は3GBとされています。多くの人は3〜20GBの範囲に収まりますが、まずは自分の実際の数字を確認しましょう。
目安
- 〜3GB:メールやSNS、たまに調べ物が中心のライトユーザー
- 3〜20GB:SNSや動画も日常的に見る一般的なユーザー
- 20GB〜無制限:動画・ゲーム・テザリングをたくさん使うヘビーユーザー
ポイント2:回線と通信品質をチェックする
格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクいずれかの回線を借りて(またはそのまま使って)提供されています。今の場所で電波が入りやすい回線を選ぶのが基本です。今使っているキャリアと同じ回線を選べば、エリアの心配は少なくなります。
通信品質を重視するなら、大手回線を直接使うサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)やMNO本体(楽天モバイル・ahamo・LINEMO・povo)が安定しやすい傾向にあります。MVNOは料金が安い反面、昼などの混雑時間帯に速度が落ちやすい点に注意しましょう。速度は「みんなのネット回線速度」などの実測データが参考になります。
ポイント3:料金プランが使い方に合っているか
同じデータ量でも、会社によって料金は変わります。また、料金体系のタイプも異なります。
- 段階制(使った分だけ):楽天モバイルなど。使わない月は安くなる
- 定額制:ahamo・LINEMOなど。毎月同じ額で管理しやすい
- トッピング制:povo2.0など。必要なときだけ買い足す
「毎月ほぼ同じ量を使う」なら定額制が管理しやすく、「月によってバラつく」なら段階制やトッピング制が向いています。自分の使い方のクセに合うタイプを選びましょう。
ポイント4:通話をどれくらい使うか
データだけでなく、通話の使い方も料金に影響します。通話が多い人は「かけ放題オプション」の有無や料金を確認しましょう。
たとえばahamoは5分以内の国内通話かけ放題が最初から含まれています。楽天モバイルは専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料になります。ほとんど通話しない人は、こうしたオプションを付けない選び方でさらに節約できます。
ポイント5:サポート体制と支払い方法
初期設定やトラブル時に対面で相談したい人は、店舗のある会社(ワイモバイル・UQモバイル・イオンモバイルなど)が安心です。オンライン完結に抵抗がなければ、店舗を持たない分だけ安い会社も候補になります。
支払い方法も要チェックです。クレジットカードのみ対応の会社が多いため、口座振替やデビットカードを使いたい場合は、対応しているか事前に確認しておきましょう。
迷ったときの決め方
すべてを完璧に比較しようとすると疲れてしまいます。迷ったら、次の優先順位で絞り込むのがおすすめです。
- 自分のデータ使用量を確認する
- その容量帯で料金が安い会社をいくつか挙げる
- その中から、回線・サポート・支払い方法で自分の条件に合うものを選ぶ
この3ステップなら、大きな失敗はしにくくなります。次の記事では、実際に乗り換える手順(MNP)を初心者向けに解説します。